魅力いっぱいな飛騨の森ガイドツアー

飛騨の森

飛騨の森のマップです 広大な地域に数多くの自然が残されています

岐阜県北部に位置する飛騨地方。白川郷、飛騨高山・古川、下呂温泉・・・
全国有数の観光地から足を伸ばすと、飛騨の先人たちが守り育んできた世界に誇るべき「飛騨の森」の雄大な自然が、私たちを出迎えてくれます。
日本百名山「乗鞍岳」の裾野、希少な植性と原生林の広がる“五色ヶ原の森”
広大なブナの原生林、水芭蕉をはじめ、草花の咲き乱れる湿原“北飛騨の森と三湿原”
落差5m以上の眼前に迫る躍動感あふれる滝が200以上存在する“小坂の滝めぐり”
先人たちの意志を受継いだ私達ガイドが、その魅力をご案内いたします。

北ひだの森と三湿原をご紹介いたします


広大なブナの原生林がのこるエリアです。木のぬくもりと癒しを感じてみませんか?
岐阜県の北端に位置する北飛騨エリア(飛騨市・白川村)には、有名な岳が連なる北アルプスの他にも、様々な動植物が息づく自然豊かな山や森がたくさんあります。
岐阜の宝ものに認定された「天生県立自然公園」と、「三湿原回廊」といわれる3つの湿原「天生湿原、池ケ原湿原、深洞湿原」も、このエリアを代表する「北ひだの森」です。
中部地方で一番広いブナ原生林が残っている地域で、それぞれの森は、生命力と豊潤さにあふれ、なにより私たちの心に沁み込む「やさしさ」を持っています。
四季ごとの彩り、森の匂い、生き物の声、老樹の幹の手触りなど、五感を研ぎ澄まして身体全体で森を感じるために、北ひだの森に出かけてみましょう。

天生県立自然公園

一年の半分を雪に閉ざされる天生峠は、飛騨市河合町と大野郡白川村の境です。
泉鏡花の小説「高野聖」や東山魁夷画伯「山雲」の舞台になっています。
この峠を中心に、高山植物群、高層湿原、ブナ原生林、深淵な渓谷など雄大な自然を体感できます。

天生県立自然公園内のブナの木です

池ケ原湿原

池ヶ原湿原は、奥飛騨数河流葉県立公園内にある低層湿原です。
標高960-980mの準平原(ニコイ高原)の中央部にあり、岐阜県の天然記念物に指定されています。
例年、4月下旬から5月上旬が見頃。木道が湿原のほぼ中央に整備されており、一面のミズバショウの中を散策することができます。

ミズバショウの咲く池ケ原湿原です

深洞湿原・原生林

標高約1500mのところに、トウヒ、クロベ、オオシラビソなどの亜高山帯の針葉樹の原生林が見事に残っています。
その原生林がブナ、ミズナラ林より低いところにあるという逆転現象が見られる、不思議な森です。

深洞湿原の原生林です
乗鞍山麓五色ヶ原の森をご紹介いたします

雄大な自然が普段の喧騒を忘れさせてくれるでしょう
乗鞍山麓五色ヶ原の森は、中部山岳国立公園の南端にある約3,000haの広大な森林地帯で山地帯から亜高山帯に分布する植生は、ブナ・ミズナラ・サワグルミなどの広葉樹林やシラビソ・オオシラビソ・コメツガなどの針葉樹林、可憐な花を咲かせる希少な山野草の植生が確認されています。
また、多くの渓流と滝、池、湿原のほか、様々な野生動物や野鳥・昆虫が生息し、四季折々の表情を見ることができます。
この五色ヶ原を保全しながら、さらに自然生態系の質を高める努力をし、自然環境に無理のない遊歩道に最低限の休養・避難施設を設備するとともに、来訪者に五色ヶ原の動植物、地形、地質などの自然の過去.現在・未来の展望などを、長い間の周辺域の人間とのかかわり合いなどを現場で正しく理解できる様に、きめ細かいガイドに心がけています。

大自然を満喫する遊歩道

雄大な自然に恵まれたこの五色ヶ原の森は、ひとたび足を踏み入れたら、自然の豪快さと優しさとその魅力にとりつかれることでしょう。
設定された2つの散策コースは、滝と池。まさに、静と動の自然の驚異を体験することができます。
季節のたびにその景観を様々に魅せるこのコースは、きっとあなたを楽しませてくれることでしょう。

小坂の滝めぐりをご紹介いたします

小坂町にある200以上の滝の多くは、御嶽山の過去2度の噴火による溶岩によって作られ、今もなお、川の流れの浸食などにより常に姿を変えています。
その様子を顕著に肌で感じられる「しょうけ滝コース」。
その他にも、柱状節理の下を滝がくぐり抜ける「龍門の滝」や、出口の無い滝である「扇滝」、そして板状節理からなる「千畳の滝」などを個性豊かな滝が待ち受けています。

小坂の滝めぐり

がんだて公園から歩いて15分程で味わうことができる「三ツ滝」から、獣道を下ったり、狭い深い谷の秘境で川を横断する冒険コースまで。
がんだて公園の奥には、行った人にしか味わえない五感を刺激する世界が待ち受けています。

透明感溢れる自然の流れを感じてください
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